黒ラブのジョイ | 名犬ラッシー

名犬ラッシー

名犬ラッシー (講談社 青い鳥文庫)

名犬ラッシーの物語は
「北イギリスの炭鉱町で育てられた、みごとなコリー犬ラッシーは、ジョー少年と大の仲良し。
毎日、学校へむかえにいくほどだった。
生活の苦しさから金持ちの公爵に売られたラッシーは、何度も逃げ戻り。
ついに、遠くスコットランドの別荘に移されてしまう。
そこからも逃げ出したラッシーは、急流や湖、銃をもつ羊番などに、出会いながらも、ジョー少年に 会いたい一心で長い長い旅を続けた。」

ジョー少年のおとうさんは、炭坑夫でしたが、不景気で炭坑が閉められ、失業。
わずかな失業手当で食いつないでいた。仕事を探していたが、みつからず・・・

傷つきながら、やっとの思いでラッシーは、ジョー少年の元に戻ることができました。
ジョー少年の両親が、必死に介抱して、ラッシーは元気になります。

公爵は、ジョー少年のおとうさんを犬飼いとして雇ってくれることになりました。
ラッシーとジョー少年の一途な友情が、一家とラッシーの幸せをもたらしました。

名犬ラッシーといえば、テレビでみたことがあります。
すばらしいコリー犬と少年が楽しそうにくらしていたぐらいしかない記憶ですから、 いかにいい加減な記憶だったかを思い知ったのです。

犬の物語は、もちろん社会生活とは、無縁なわけがなく、お金持ちと貧しい人たちがいて、 犬は、概ね貧しい人たちにとって、かけがいのないものとして書かれているようです。

ラッシーは、想像を超えた勇敢で賢いコリー犬でした。
欧米の犬の物語は、その国の人々にとって、犬は単なるペットではなく、本当に家族の一員なのだと いうことを教えてくれます。
愛犬思想の奥深さを感じます。

物語のラストが、ラッシーとジョー一家にとって幸せで良かったですね。